日本が世界陸上400mリレーで銅メダル!

確実に日本の短距離陣はレベルアップしているんじゃないでしょうか。

先日、ロンドンで開催された世界陸上の男子400mリレーで、

日本が見事なバトンパスと走りで銅メダルを獲得しました。

昨年のリオ五輪では、男子400mリレーで銀メダルを獲得しましたが、

日本が世界陸上の男子400mリレーでのメダル獲得は始めての快挙です。

決勝では、今や日本のエースとなったサニブラウン・ハキームを怪我で欠き、

予選でアンカーを務めたケンブリッジ飛鳥も不調で交代するなど、

正直言って、万全のチーム状態ではなかったかもしれません。

しかし、1走を務めた多田修平が素晴らしいロケットスタートを決めて、

2走の飯塚翔太と3走の桐生祥秀がリオ五輪を彷彿とさせる快走を見せると、

アンカーを任された藤光謙司が安定した走りでゴールまで駆け抜けました。

その結果、ジャマイカのウサイン・ボルトの途中棄権はあったものの、

リオ五輪の銀メダルに続く、銅メダルを獲得することができたんです。

銅メダルを獲得できた要因として挙げられるのは、

やはり日本が得意とするバトンパスの技術だと思います。

どうやら、予選ではバトンパスが詰まり気味だったため、

決勝では、少し感覚を空けてバトンパスを行ったようです。

38秒04と日本記録を出したリオ五輪の37秒60には及びませんが、

予選の38秒21よりはタイムを上げることができました。

もし、サニブラウンが出場していてバトンパスも完璧にできていれば、

日本記録を上回って金メダルを獲得できたかもしれませんね。

それぐらい、今の日本の短距離界は、期待できる選手が揃っています。

世界の短距離界のレベルは、ここ5年ぐらいはそんなに変わっていませんが、

日本の短距離界は、明らかにレベルアップしているので、

少しずつ世界との差が縮まってきたような感じがします。

個々の能力では世界とはまだ差があるようですが、

日本の伝家の宝刀とも言えるバトンパスが大きく物を言うリレーでは、

十分に世界と戦えるということがわかってきました。

2020年の東京五輪まではまだもう少し時間があるので、

もし、本番までに2~3人が9秒台を出すことができれば、

金メダルを獲得することも夢ではなくなってくるかもしれませんね。